日本の佐倉市にあるカンタル社の生産拠点では、工業用熱処理プロセスの電化用製品を製造しています。
リチウムイオン電池や半導体における世界的な力強い成長により、カンタル社の持続可能なヒーティングソリューションに対する需要が高まっています。また、鉄鋼や自動車など幅広い産業では、エネルギー効率を高め、CO2排出量を削減するために、熱処理プロセスを化石燃料から電化することを目指しています。
投資総額は2024年から2025年にかけて約1億スウェーデンクローネで、佐倉市の現工場近くに新しい設備からなる新工場を立ち上げます。今回の拡張による新工場は2025年末に操業予定で、生産能力は約60%向上し、新規雇用機会が創出されます。
この投資により、製造能力、リードタイム及びサービス性を向上させ、国内でのプレゼンスを強化してまいります。
「この投資は、顧客の現在および将来の需要に応えるために必要なものと考えています。当社のヒーティングソリューションは、従来製品だけでなく高温プロセスで用いられるガスヒーターも含め、産業界がグリーンテクノロジーにシフトするために不可欠であり、その需要は急速に高まると予測します。今回の投資により、アジアの需要を確実に取り込むことができます。」とカンタル社副社長 兼 ヒーティングシステム事業部長のサイモン・ライルは述べています。
「当社の製品は、将来性のある新興産業で使用されるため、長期的に高い需要があります。今回の拡張は、佐倉への投資により、新たな魅力的な雇用を提供することで、地域社会へのコミットメントを示すものです。」と、アレイマジャパン株式会社代表取締役社長 兼 カンタルカンパニープレジデントの加藤智久は述べています。
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カンタル社ついて
カンタル社はアレイマ社の一事業部であり、工業用ヒーター技術と発熱抵抗体の分野における製品とサービスの世界的なトップブランドです。同社は、顧客との創造的なパートナーシップのもと、環境負荷の低減を強く意識した革新的なソリューションを開発しています。熟練した人材と先駆的な技術で、カンタル社は世界最大かつ最もエキサイティングなプロジェクトをサポートしています。詳細については、www.kanthal.com をご覧ください。