内容:
セラミックカートリッジ発熱体
その他のセラミックヒーター
石英管ヒーター
ビーズ絶縁コイルまたは撚り線
ストリング状ヒーター

ワイヤーは通常コイル状で、電気絶縁材料の表面、溝または穴に配置されます。

一般に、Kanthal® AE、Kanthal® AF、Nikrothal® 80が最適な材料となります。

水平コイルの変形を避けるため、ワイヤーの温度がこのページの図に示されている値を超えないようにしてください。

セラミックカートリッジ発熱体

特徴

最も一般的な設計では、加熱コイル用の長手方向の穴または溝を持つ丸いセラミックボディで構成されています。 発熱体は多くの場合、一端に端子を備えた金属チューブ内にあります。 多くの場合、発熱体が垂直に動作するときにコイルの過度のたるみを回避するための対策が講じられます。

推奨合金

Kanthal® AまたはKanthal® Dは、水平方向に動作するコイル用です。
Nikrothal® 80 (通常) は、たわみが問題になる場合、垂直方向に配置された長いコイルに使用します。

面荷重

ワイヤー: 3～6 W/cm2 (20～40 W/in2)。
発熱体: 2～5 W/cm2 (19～39 W/in2)。

一般的な用途

液体加熱、蓄熱式ヒーター。

その他のセラミックヒーター

特徴

平滑なセラミック管、またはさまざまな形状のセラミック体 (板、管、棒、円筒など) の溝や穴の中に、コイル状および直線状のワイヤーを配置します。

推奨合金

Kanthal® A、Kanthal® AF、Kanthal® D。
Nikrothal® 80 (ペンシルバー用)。

面荷重

ワイヤー: 3～9 W/cm2
(19～58 W/in2)。

一般的な用途

ボイリングプレート、エアガン、ホビー用窯、ラジエーター。

石英管ヒーター

特徴

石英管（またはガラスセラミックの管）の中に加熱コイルまたはヤマアラシ状のワイヤーを配置します。 発熱体が垂直または斜めに動作する場合、コイルはしっかりと巻かれ、事前に酸化されている必要があります。 水平使用の場合、相対ピッチは1.2～2.0です。

推奨合金

Kanthal® AFおよびKanthal® AE。

面荷重

ワイヤー: 2～8 W/cm2 (13～52 W/in2).
発熱体: 4～8 W/cm2 (26～52 W/in2).

一般的な用途

暖房器具、赤外線ヒーター、トースター、オーブントースター、グリル、業務用赤外線乾燥機など。

ビーズ絶縁コイルまたは撚り線

特徴

加熱コイルまたはより線はセラミックビーズによって絶縁されます。 2つの穴を持つビーズでヒーティングマットを作ります。

推奨合金

Kanthal® D。
Nikrothal® 80 (パネルヒーター用)。

面荷重

ワイヤー: 1～8 W/cm2 (6～52 W/in2)。

一般的な用途

溶接部品の現場焼鈍用マット、パネルヒーター、ワッフルアイロン、家庭用オーブン、給湯器。

ストリング状ヒーター

特徴

絶縁鋼線 (約2 mm (0.079インチ)) またはグラスファイバーコードに巻かれた電熱線。

推奨合金

Kanthal® D。

面荷重

ワイヤー: 10 W/cm2未満。

一般的な用途

据え置き型ヘアドライヤー。