重量物の3Dプリント

研究機関のSwerimとKanthalは、実験的な最新式噴霧装置に投資するために力を合わせました。 「この投資によって、粉末冶金と金属積層造形に独自の可能性が生まれます」と言うのは、Kanthalの研究開発部長であるDilip Chandrasekaranです。

この実験的な噴霧装置は、粉末冶金の分野における材料と噴霧プロセスの両方の研究開発用に設計されています。3Dプリントとしても知られる積層造形および熱間静水圧プレス用途の両方で、最大約85kgの粉末バッチの噴霧が可能です。 「現在の3Dプリントにおける主な課題は、プロセスの信頼性を高め、生産コストを削減し、製品設計を最適化することです」とDilipは言います。 「85kgという重さについていえば、Kanthalには、現時点で、2kgを扱うことができるパイロット融解施設があります。」

「Kanthalには、独自の材料ラインナップや粉末冶金の専門知識があり、積層造形の継続的な研究が行われています」と彼は言います。 「しかし、ガス噴霧に関するSwerimとの共同開発のおかげで、さらに先に進み、市場において一層強力な地位を築くことができます。」

「Kanthalの目標は、継続的に研究開発に投資し、マーケティング部門や生産部門、営業部門と緊密に協力することで、発売までの時間を短縮することです」とDilipは言います。 「Kanthalでは、AOD溶解や鋳造、圧延といった従来の冶金工程から粉末冶金や新しいソリューションの設計にAMを活用する可能性まで、全範囲を網羅しているため、冶金技術者や材料エンジニアにとって、当社には、数多くの大きなチャンスがあります。」

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